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鼻は外鼻とその内部に顔面の骨の中に形成された空洞があり、鼻腔と副鼻腔によって構成されています。
顔の真ん中にピラミッド状に隆起して顔の外に張り出している部分で、皆さんがイメージする〖鼻〗のことです。鼻腔の入り口のことを外鼻孔と言います。
3つの粘膜のひだ(上鼻甲介・中鼻甲介・下鼻甲介)とその間のくぼみ(上鼻道・中鼻道・下鼻道)があり、鼻腔は左右に鼻中隔という軟骨と骨から出来ている仕切りによって左右に分けられています
鼻腔周囲の顔面の骨の中にある空洞で、おでこの部分にあたる前頭洞・目の内側の篩骨洞・頬部にあたる上顎洞・さらに奥で脳に近い部分に蝶形骨洞があります。左右それぞれに1対ずつがあるため、両側合わせて8個の副鼻腔があります。
鼻には主に2つの大きな役割があります。ひとつは、外気を体の中に取り入れるための入り口としての役割です。肺へと向かう道筋には口もありますが、鼻腔は吸い込まれた空気に含まれる細菌や有害物質を取り除き、適度に空気を加温してから肺に送り届けることができます。口呼吸は有害物質を取り除くことができず、ホコリなどを含んだ外気がダイレクトに肺へ入ることになるので、病気になりやすくなります。
もうひとつは、臭いを感じ取る感覚器としての役割です。食事の際に腐ったものを感知する、有毒ガスに含まれる悪臭を嗅ぎ分けることは、危険から身を守る上でとても大切となります。また、美味しい料理の香りをかいで食欲が増す、アロマなどの香りでリラックスするといったポジティブな効果もあります。そのため、鼻の病気にかかると、呼吸に悪影響が出ることが多く、生活の質が著しく低下します。
など